寝違えてしまった!どうしたらいい?
私の施術理念は「安心・安全で、お客さまを危険にさらすことのない施術」です。
一人でも多くのお客さまが痛みのない生活を取り戻し、笑顔になってくれることを心から願い、日々施術を行っています。
では寝違えてしまったら、どうすればいいのでしょう?
また、「寝違え」を予防することはできるのでしょうか?
今回は「寝違え」の施術と予防についてお話していきたいと思います。
放っておいても治るの?
まず、朝起きて首が痛い、動かせないとき、
自宅ですぐできることは、前回お話ししたアイシングです。
でも、
- 時間が経っても痛みがおさまらない
- 痛みが強くなる
- まったく動かせない
- しびれなどの神経症状がある
などのときは要注意です。
「寝違えただけだし」と放っておくと、いつまでも痛みが取れずひどくなることも
ありますので、早めに対処することが大切です。
では、どこへ行けばいいのでしょうか?
治療・施術
整形外科
病院であれば、「整形外科」を受診します。
首や肩、背中の筋肉や靭帯を傷めている可能性がありますので、
必要に応じてレントゲンなどの検査をし、治療を行います。
痛みのある場所に、物理療法(低周波やレーザーなど)や
手技療法(マッサージなど)を行うこともあります。
痛みが強い場合は、固定具を装着したり、お薬の処方もあります。
保険治療の範囲でできることが多いですが、保険外のこともあるので、確認が必要です。
鍼灸院
鍼やお灸で効果がある場合もあります。
鍼灸には緊張で動かなくなっている筋肉をゆるめたり、神経系にアプローチして、
痛みを軽減する療法があります。
また、患部だけではなく、全身のバランスを診て、ツボ刺激から改善をはかる方法もあります。
ただ、保険の範囲で行えるかはその鍼灸院によりますので、こちらも確認が必要です。
整骨院
ここでは、当院での施術をお伝えしていきます。
① カウンセリング
- 現在の状況(痛みの程度、どうすると痛いか、など)
- 普段の生活様式(座っていることが多い、同じ動作が多い仕事をしている、など)
- 「寝違え」にいたるまでの過程
- 過去にもあったか、繰り返しているとしたらどのくらいの頻度か
などを詳しくお聞きします。
お話を伺うことで、様々な可能性を考え、原因を考える材料を集めます。
そして、お聞きした内容をふまえて、身体の状態をみていきます。
- 今どのくらい動かせるのか
- どの状態がいちばん痛いのか
- どうすると痛みが楽になるのか
- しびれがある場合はどうすると強くなるのか
など、体の声を聞いていきます。
首や肩、背中だけではなく、全身の状態をチェックすることもあります。
② 施術
カウンセリングから得られた身体の状態を把握し、施術の方針を決め、ご説明していきます。
いくつかある場合は、その中で、生活様式に合うものを相談しながら、決めていきます。
例)
- 物理療法(電気療法+アイシング)
- 手技療法(筋肉をほぐす)
- 固定、テーピングなど(自費の時もあります)
こちらは保険の範囲で施術が受けられます。
保険施術の金額は保険施術を参考にしてください。
時間は症状により変わりますが、初回は40分~60分ほどかかる場合があります。
施術のみになれば、20分~30分前後になることが多いです。
また、状態に応じて保険施術以外に、100円から500円の自費施術が追加されることもあります。
④ 今後のお話
セルフケアの方法や通院間隔、生活でのアドバイスなどをお話しさせていただきます。
予防法
せっかく治っても、再発を繰り返していたら、意味がありません。
よくなったら、それをキープすることが大切です。
最後に日常で気をつけることについて、お話します。
① 長く同じ姿勢でいない
同じ姿勢でいる=同じ筋肉が同じ形でかたまる
ということです。
すると筋肉は本来の伸び縮みができなくなります。
これが、変な体勢で寝てしまったときに、ダメ押しとなり、一気に動けなくなる原因となります。
日頃から、筋肉を動かし、柔軟な状態にしておくことが大切です。
特にデスクワークの方は、1時間に1回は立ち上がり、伸びをしたり、肩を回したりしましょう。
② 寝る環境を整える
「寝違い」の原因のひとつに、うまく寝返りが打てていないことがあります。
ですから、寝返りを打ちやすい環境をつくることが大切です。
- 枕が小さく、布団との差がありすぎると、うまく首を回せず、固まってしまうことがあります。
- 隣にペットや赤ちゃんがいる、壁がある、など、ゴロゴロしづらい状況だと、寝てる間、無意識に寝返りをうてないことがあります。
- 寝る直前までスマホを見ていると、その光で睡眠の導入が妨げられることがあります。
様々な状況により、すぐにすべてを変えることは難しいですが…その中で
どうやったら
のびのびゴロゴロ
できるか
を考えていくことが大切です。
例)
- 大きくて平たい、低い枕にする。(バスタオルをたたんで、好きな高さにして使うのもおすすめです!)
- なるべくゴロゴロできるように、左右に寝るスペースを確保する。
- 寝る直前はスマホを見るのをやめ、目を休ませる。
など、どれかひとつでも、できることから始めてみましょう!
以上2回にわたり、「寝違い」ってなに?。ということについてお話してみました。
少しでも、お役に立てれば幸いです。
そして、朝起きて、あれ???っと
思ったとき、
なかなか痛みがとれなくてつらいなあ~~~と
思ったとき、
当院のことを思い出したら、お気軽にご相談ください!
私の施術理念は「安心・安全で、お客さまを危険にさらすことのない施術」です。
一人でも多くのお客さまが痛みのない生活を取り戻し、笑顔になってくれることを心から願い、日々施術を行っています。