受付時間【月〜金】 8:30~12:00/15:00〜20:00 【土】 8:30〜13:00 (日・祝休み)

「寝違え」ってなに?

 
この記事を書いている人 - WRITER -
えいらく台整骨院 院長の小川です。
私の施術理念は「安心・安全で、お客さまを危険にさらすことのない施術」です。
一人でも多くのお客さまが痛みのない生活を取り戻し、笑顔になってくれることを心から願い、日々施術を行っています。
詳しいプロフィールはこちら

 

いつもと同じ生活をして、ぐっすり眠ったはずなのに…

朝起きたとき、

「あれ?く、首が…動かせない?!」辛い表情の女性のイラスト(5段階)朝のイラスト

みなさんはこんな経験、ありませんか?

 

これを「寝違え」とよび、

「いや~昨日寝違えちゃってさ~!」関節痛のイラスト(首)

なんて会話もよく聞くと思います。

 

でも、この「寝違え」が何なのか?!

実は知らない人も多いのではないでしょうか。

今回はこの「寝違え」の正体について、お話していきたいと思います。

 

 

 

寝違えとは?

 

「寝違え」とは、首から肩にかけての筋肉や靭帯を傷めてしまうことです。

病名としては、「筋肉の損傷」「捻挫」になります。

 

「え?首も捻挫するの?!」と思う人も多いかもしれません。女性の表情のイラスト「驚いた顔」

「捻挫」筋肉や靭帯を傷めてしまうことです。

 

ですから、筋肉や靭帯がある場所では、どこにでも起き得るのです!!

人は寝ている間、同じ筋肉がかたまらないように、寝返りを打ちます。

(ですから、寝相が悪いのは、動けている分いいことでもあるのです!)寝相が悪い人のイラストマルを出す猫のキャラクター

 

でも、それがうまくできないと、同じところに負担がかかりっぱなしになってしまいます。

すると、朝起きたときにかたまって動かなくなってしまったり、寝違えのイラスト

体勢によっては筋肉を傷めてしまったりするのです。

 

 

どこに起きるの?

 

首の解剖図

「引用 ヒューマン・アナトミー・アトラス2021」

    上の図は左側が表面の筋肉 右側が深い筋肉

 

首から肩にかけては、このように何層にも筋肉が重なっています。

また、細かい筋肉もたくさんあります。

この中の筋肉や靭帯のうちのひとつ、あるいは複数の損傷により、「寝違え」は起こります。

このように複雑になっている分、傷めている箇所を特定するのも簡単ではありません。

すぐ治る、と放置しておいて、ずっと痛みが取れない、痛みが強くなる、というケースもあり、

甘くみてはいけないのです!!注意する犬のおまわりさんのイラスト

 

どうして起きるの?

 

ではどうしてうまく寝返りが打てなくなって、不自然な体勢のまま寝てしまうのでしょうか。

これは睡眠と大きく関わっているので、個人個人で原因が変わってきます。

たとえば、

 

  • お酒を飲みすぎた
  • いつもと違うところで寝てしまった
  • 枕や布団を変えた
  • 疲れすぎて睡眠の質がよくない
  • うまく寝返りが打てない

睡眠中に猫に乗られる人のイラスト(女性)

…などが考えられます。

 

どんな症状が起きるの?

 

「寝違え」で起きる主な症状は、

  • 痛み
  • 動きの制限

 

です。これを専門的には「疼痛」「可動域制限」といいます。

ひどくなると、手がしびれたり、頭痛が伴うこともあります。手のしびれ・ふるえのイラスト頭痛のイラスト(男性)

また、首は脳に近く、大切な神経もたくさん通っているので、症状があるのに放っておくことはとても危険です。

適切な対処をしてなるべく早く症状を抑えることが大切です。問診のイラスト(健康診断)

 

 

応急処置

 

まず、朝起きて寝違えに気づいたら、強く押したり、もんだりするのはやめましょう。ドクターストップのイラスト

痛みがある、動かせない、ということは筋肉を傷めている可能性があります。

 

そこに強い刺激を加えることは、その損傷を大きくしてしまうことに繋がります。

また、くるくる回したり、ぎゅうぎゅう伸ばすこともよくないです。

まずは安静に、そして炎症を抑えるために

 

アイシングをしましょう。水枕のイラスト

 

「え?!首にアイシング?!」おばさんの表情のイラスト「焦った顔」

 

と、びっくりする方もいるかもしれません。でも、足を捻挫したら、冷やしますよね?足をくじく人のイラスト

 

「寝違え」「首の捻挫」ですから、応急処置は同じなんです!!

冷やし方がわからない方は以下を参考にしてください。

 

 

 

次回は「寝違え」たら、

  • どこに行けばいいのか?
  • どんな施術があるのか?
  • 予防するにはどうすればいいのか?

などについてお話したいと思います。

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -
えいらく台整骨院 院長の小川です。
私の施術理念は「安心・安全で、お客さまを危険にさらすことのない施術」です。
一人でも多くのお客さまが痛みのない生活を取り戻し、笑顔になってくれることを心から願い、日々施術を行っています。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です